日本を代表する私立大学である早稲田大学と慶應義塾大学の入試が変わりつつある。
どちらも「一般・センター利用」の割合が下がり、4割強が「AO・推薦」になっているのだ。

早稲田大学は「一般とAO・推薦の比率を逆転させて、今後、AO・推薦をさらに増やしていく」との方針も示す。

「早慶が考えているのは、偏差値の序列に従うのではなく、きちんと大学を選ぶ形にしたいということ。
東大の滑り止めとして受験する学生がたくさんいる。
けれども、東大の滑り止めとして受験する学生よりも早稲田に入りたい学生、慶應に入りたい学生を多く取りたいということです。
推薦で入学する学生を増やし、多様な学生を取ることで、大学の中でダイバーシティを実現して、活躍できる人材を育てていこうとしているのです。」