去年と逆らしい。

来年度入学の私立大入試で、ここ数年の安全志向で人気を集めていた中堅大の志望者数が前年と比べて減少した一方、早稲田や慶応など一部の難関・上位大に持ち直しの動きが出ていることが、大手予備校の河合塾がまとめた入試動向で分かった。地方大の志望者数が大きく伸びていることも判明。いずれも新型コロナウイルスの感染拡大が受験生の動向に影響を与えている可能性があるとみられる。(福田涼太郎)

 河合塾が10月に実施し、全国で約25万人が参加したマークシート式模擬試験(全統共通テスト模試)の結果を分析。河合塾による入試動向は、今回が今年度の最終版となる。