人科は設立当初からSFCとの比較でボコボコに言われた。

最初にあれをやった慶應はスゴイ。学生も自立旺盛。
SFC設立当初は塾高からも一番人気。
実質倍率15倍とマスコミ賛辞で異様な人気。

しかし、入って猛勉強するという体質、ベンチャー志向が日本の若者に合わず、不人気に。
塾高からも不人気に。

今は猛勉強の部分が消え、慶應ブランドが欲しい受験生の駆け込み寺と化してしまったが。

一方、人科は2003年に学科再編でSFCっぽい名を掲げ、学内併願しやすいようした。
スポーツ科学科は学部として発展
人間基礎科学科・人間健康科学科が人間環境科学科・健康福祉科学科・人間情報科学科の3学科になった
「環境」と「情報」が文字が学部の売りに。

しかし、本当に売りだった生命科学分野を大学の戦略上、理工に取られるという側面もあった。
響きだけがいい学科名を並べ、売りだった教育内容を放棄しスカスカになったような気がする。
理工情報生命学科は人間科学部基礎科生命科学専攻の教授たちを引っ張っていってしまった。

逆に慶應SFCは生命科学を今でも売りの部分として重要視している。
だからバイオ分野の研究への熱意がある学生を歓迎している。