受験サロンでは 地底vs早慶 や 明治vs横国 をはじめとして、世間的な評価が拮抗する大学の支持者達によって昼夜問わず醜悪なマウンティング合戦が展開されている。
しかし、傍目には似た者同士が小競り合いをしたところでそれぞれの入試や人間の重んじる価値基準(研究、就職、専攻etc)が統一されていない以上、絶対的な評価は下しようがない。
であれば、我々は単に入学時の教科学力だけを用いて大学の上下関係を画定しようとすることを止め、それぞれの大学はどんな特色を持ちどんな学びが得られる環境なのかというそれ自身の本来的な魅力で競われるべきではないか。
それは受サロのメインターゲットである大学受験生に対して歪んだヒエラルキーを押し付けることを防ぎ、より個人に適した具体的な進路計画を立てることに役立つだろう。
受験サロンは、受験産業に支配されすぎているんじゃないか?


https://www.google.co.jp/amp/s/president.jp/articles/amp/34429
>校風を競い合うのは素晴らしい。なぜなら多様性の観点からは、どの校風も「正解」だからである。「偏差値」のような単一の基準で評価するモノカルチャーよりはよほど豊かな世界がそこには広がっている。