私大入試の難化の一因…?指定校推薦の「語られざる問題」
現在ビジネス 4/21(日) 10:00配信

教育関係者から「指定校推薦枠」による入学者の増加が、大学入試の難化を招いている可能性について何度も耳にした。
冒頭の安田常務は、筆者の取材にこう続ける。
「大学関係者に話を聞くと、例年以上に指定校推薦の応募がたくさんきたと話しています。これまでは大学から高校に指定校推薦の枠を出していても、進学校の場合は応募がないという状況が当たり前でした。
それが、今年は応募してくる学校が増えたそうです。
中堅クラスの進学校では、特進クラスの生徒はほとんど一般入試で受験をします。
しかし、今年は、指定校推薦やAO入試などを積極的に活用した一般クラスの方が、最終的に特進クラスの進学成績を上回る、というケースも出てきているようです」

また、ある高校の教諭も、筆者にこんなことを明かした。
「ある大学は例年合格している偏差値帯の生徒が受けても、今年はことごとく不合格になりました。
その原因は、今年は定員の半分近くを指定校推薦で確保していたためではないか、と聞き、なるほどと思いました。
多くの大学が推薦を増やす傾向にありますし、一般入試だけでの進路指導はこれから難しくなると感じています」

実際に指定校推薦枠の増加による「一般入試の難化」が起こっているのだろうか。
結論から言えば、そのことを明確に示すデータはない。しかし、教育関係者の声に耳を傾けると、指定校推薦の存在感は年々大きくなっていることは間違いないという。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190421-00064141-gendaibiz-bus_all

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指定校推薦に限らなければ、非一般入試での採りすぎで一般入試が公表した募集人員未満になるようにしか合格者数を出していない実態は、文科省のデータから分かるけどね。
https://tanuki-no-suji.at.webry.info/201904/article_1.html
https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/030/602/35/N000/000/002/155405572661469407178_shiritsu_jusoku2010-2018.png