0010名無しなのに合格
2019/03/14(木) 20:21:55.39ID:ZnD4ZQpA伯父(中卒金融屋)も来ていた。
伯父「○○も大学生らしいのう!ちっこいガキの時にようだっこしてやったんやで!うっへっへー」
俺 「覚えていますよ」
伯父「ほんで、どこの大学に行っとるんや?」
俺 「東工大、あっ、東京工業大学です」
伯父「そうか、工業大か!高校時代やんちゃしすぎたんやな!でも浪人しなくてよかったのう、ォイ!!w」
「お前と同じ年の息子の××覚えとるか?都島工業から大阪工業大やで!(互角のオーラ)」
親父「無言w(顔がにやけていた)」
伯父「おい、大工大、こっちこいや!(息子の××を呼ぶ)」
「○○も大学生らしいで。ワレは○○と昔よく遊んでたやろ!」
向こうでも大学の話をしていたらしい××が鼻高々でやってきた。
××「(馴れ馴れしく)オッス、○○、久しぶりやんけー、元気か!」
「あっ、叔父さん、チッス、ワイも無事、今年から大学生になりましたわ。」
親父「そうか、大きくなったなw」
××「大工大に行っているんですわ〜(互角のオーラ)○○はどこに行っとるんや?」
俺 「東工大w」
ニヤついている伯父と一緒に一瞬にして××もにやけ始めた。
俺は全く動揺しない伯父親子に奇妙な感覚を覚え始めた。隣のオヤジはさらに不可解に感じ始めたようだ。
××はそんな私達相手に「ほうか、同じ工業大か!お互いライバルとしてこれからも高めあっていこうや!」
隣で伯父もウンウンと頷いている。
帰り道に親父は潤んだ瞳で「うん、兄さん一家とはもう関わらない方がいいな。」と呟いた。