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隕石飛来、大爆風による負傷者多数
今日ロシア上空で炸裂した隕石は、隕石による災害としては過去1世紀あまり例のない大
規模な 衝撃波をもたらしたと、少なくとも西側諸国の科学者は見ている。異例中の異例と
もいえるのは 隕石により多数の負傷者が出たことで、これはすさまじい衝撃波がチェリャ
ビンスクの街を襲っ た際にガラスの破片が飛び散ったことに起因する。 同じく今日、地
球からわずか 17,200 マイルのところを、これより大きな別の岩が通過するのを天 文学者
らが目撃、専門家がこぞって2つの珍しい宇宙現象の観測に忙殺される事態も起きた。 当
初は地球が小惑星帯の中を通過しているとの推測が流れたが、ロシアの隕石は異なる方向
から の飛来であった。NASA地球近傍天体チームのポール・チョーダス氏は「2つの事
象に関連は ない」との見解を示し、「地球をとりまく宇宙空間が射撃場と化したかに見え
た。大変珍しい事象 がたまたま同じ日に起きたということ。全くの偶然である」と語った。