無限の可能性など陳腐な言葉です。実際に人間の存在自体有限であり、限界があるのであり、それを把握しているからこそ、私は常に入試までの日数と、本人の能力を考慮して、逆算して指導をしていきます。だからこそ、結果も出せているのでしょう。

これくらいの勉強をして、これくらいの伸びを見せる生徒の場合、今はどの勉強をしておくべきなのか?

それを常に意識して指導をしています。

そんな私にとっても、多くの受験生のとっても一つの指標となることに全統マーク模試があります。

全統マーク模試の特徴

@規模が大きい

とにかく規模が大きく、全国で30万人程度が受験します。

大学受験をする学生自体の数が50万人前後ですので、半分以上が受けていることになりますね。

A難易度が抑えめである。

良くも悪くも、全統マークではセンターレベルにおいても難問はまず出題されません。努力が反映されやすいといえるでしょう。だからこそ多くの受験者がいるといえるのです。

B良い判定がある程度出る。

これも大きな特徴です。駿台は厳しめ。ベネッセは易しすぎであることを考えると、こちらも利点と言えるでしょう。

このような大きな特徴を誇る全統マーク。ただ、残念ながらこれに失敗する受験者も後を絶ちません。

そして厳しいことを言うようですが、

第二回全統マークで失敗する浪人生は、もう手遅れである。

ということです。