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10数年前に学部受験生だった俺から助言
1.京大は東大と対照的に「学統を継ぐ」ことが最優先される伝統がある。
だから東大と対照的に先達への批判や逸脱した自由な研究は許されない。このため外部に対して閉鎖的な面もある。
2.院入試は京大や東大のようなまともな大学(既に日本の多くの大学は文科省の政策によりまともな教育研究ができない)ではクリエイティビティ重視と、
もう一つ、そこの研究室に特化した内容になる。遅くとも三年次には目標とするゼミへ挨拶に行き、研究会やゼミに出るようにしなければならない。これが最も重要。
ゼミが大事であり、専攻や研究科のような大きな単位ではない。
3.例えば東大院では、外部進学者は、受験生のうち合格水準に達した者の中で上位1/3に入っていないと、合格させない。外部進学者は情報処理能力で内部生より劣ることがよくあるため、そういうのを排除するため。
それでも、近年は、入学後の東大生の多くの知能低下が著しいこともあり、半分以上が外部からの進学者という学科も多々ある。
4.そもそも最初から海外の院へ行くのもあり。京大や東大の院が辛うじて機能しているのは、みんな海外に留学して、キャリア積んで、すんなりと海外大学・研究機関や大企業、または中には日本に戻ってきてそういうところに就職するから。
国や大学によっては院は無料、無償奨学金、またはTAで授業料と生活費が賄える。
マスコミは愚民向けに「研究職はおしまい」とか宣伝しているが、ここまで書いたようにまともなところでまともな手順を踏んでまともなキャリアを積めば、どうということはない。むしろ宣伝に騙されるような情弱除けになっている。