噂が広まったあとの話をもっと掘り下げようか
まずおれが女に送ったLINEがtwitterで晒される。すると超人気者に嫉妬してる補欠部員やクラスの男どもに拡散されたんだ。
自分自身twitterはやっていなかったが、拡散開始1ヶ月後に先生に呼ばれて知らされた。
そこではじめて自分のしたことがどれだけ愚かであったかのかを知った。まず女には彼氏がいるという事実をきき嗚咽が止まらなくなる。さらにLINEが拡散されてて、おれが学校全体でストーカー扱いされてるという事実をききゲロをはく。
こうしてぼくは一生この恥と付き合って生きていくことになった。
今は家族とも離れ古びたマンションに住み、バイトをしながら高校に通っている。
高校生活があと1ヶ月ということが、今おれの中にあるたった1つのきぼうなんだ。