米情報会社クラリベイト・アナリティクスは20日、将来ノーベル賞を受賞する可能性が高い研究者の一人に、次世代の太陽電池開発に貢献した桐蔭横浜大の宮坂力特任教授(64)を選んだ。
宮坂氏は2009年に光を電気に変換する効率が高い「ペロブスカイト結晶」を使った太陽電池を提唱。同じ分野で業績を挙げた韓国と英国の2人の研究者と共に、ノーベル化学賞にふさわしいと予想。
同社は論文の引用回数などから、経済学賞を含む4部門で有力候補22人を選定。再生可能エネルギーの拡大を背景に太陽電池の研究は急速に広がっており、宮坂氏の論文は他の研究者から3千回以上引用されている。
(共同)

宮坂力(みやさかつとむ)64歳
早稲田大学理工学部卒業
東京大学大学院工学系研究科工業化学専攻修士課程修了
東京大学大学院工学系研究科合成化学専攻博士課程修了

学位 工学博士

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017092001001642.html
http://toin.ac.jp/univ/faculty/professor/%E5%AE%AE%E5%9D%82%E3%80%80%E5%8A%9B%E3%80%80miyasaka-tsutomu/