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【★池上■■のニュースそうだったのか!!】《資本主義/「失われた30年」》

●「『総会屋』が存在したのは、「日本」だけ! 」
<出典> http://blog.livedoor.jp/advantagehigai/archives/65977741.html

「岩波新書の『株主総会』によると、『「総会屋」は、日本にだけ存在した職種で、欧米には存在しない』という。
(1)「では、なぜ、欧米には存在しないのか?」
 著者によると、理由は「マフィアに対しても、そして、嫌がらせを言う株主に対しても、会社がカネを渡さないからである。」〔172頁〕(←★)

(2)「では、なぜ、日本企業だけが「総会屋」にカネを渡したのか?」
 著者によると、理由は2つあると言う。
 第1に、『欧米では「スキャンダルを隠すことができない、あるいは、隠そうとしない」のに対して、日本では「スキャンダルを隠そうとするし、隠すこともできる」から』。(←★)
 第2に、『日本では、会社の役員は「まるで神様のような存在」になっており、また、「彼らは、公衆の面前で批判されるのを極度に嫌がる」からだという』。(←★)」


(※参考)『株主総会』((a)岩波新書、(b)著者:奥村宏、(c)発売日:1998/03/20)
<URL> https://www.iwanami.co.jp/book/b268368.html
(概要)
《1997年,四大証券会社や大手都市銀行など,日本の有名大企業による総会屋への利益供与が次々に発覚した。最高の意思決定機関とされる株主総会。その形骸化に巣くう総会屋の問題から株式会社の病いの原因を突き止め,株式相互持合いの下でも喧伝される「株主主権説」の幻想を批判して,企業改革のヴィジョンを提起する問題作! 》