>>432

【強制収容所(ホロコースト)】(5)

「収容所生活への被収容者の心の反応は三段階に分けられる。
 それは、施設に収容される段階、まさに収容所生活そのものの段階、そして収容所からの出所ないし解放の段階だ。」

「第一段階の特徴は、収容ショックとでも言おうか。」

「『駅の看板がある=アウシュヴィッツだ!』 この瞬間、だれもかれも、心臓が止まりそうになる。
 アウシュヴィッツと聞けばぴんとくるものがあった。
 あいまいなだけいっそうおぞましい、ガス室や焼却炉や大量殺戮をひっくるめたなにか!」


<出典> https://todays-list.com/i/?q=/ubghulhfih/1/4/
(「ヴィクトール・フランクル『夜と霧』 #人生 」)