男子中学生を警備員として働かせたとして、大阪府警は24日までに、労働基準法違反などの疑いで、
京都府八幡市の警備会社「大伸警備」の男性役員(40)=大阪府四條畷市=ら6人と、法人としての同社を書類送検した。
男性役員は「中学生と分かっていたが、黙認していた。人が足りなかった」と容疑を認めている。

書類送検容疑は昨年4〜5月、京都市の高速道路パーキングエリアなどで、当時中学3年の男子生徒5人を交通誘導の警備員として働かせた疑い。

府警少年課によると、6人のうち同法違反ほう助容疑で書類送検された男子高校生(16)が大伸警備に知人の少年らを紹介。
男子高校生らが日当1万2千円のうち数千円をピンハネし、中学生は7、8千円程度を受け取っていた。

https://www.sankei.com/affairs/news/190424/afr1904240022-n1.html