いつも通り朝早く出勤する父のあとを追うように足早に出勤する俺。もちろん、エア出勤だ。このことは、母にはまだ内緒だ。
向かう先はいつもの出勤先、カフェからの図書館、公園やイオンだ。しかし、イオンに向かう時、虫の知らせか何かある予感がした。穴場スポットの三人掛け、いつもの定位置に先客がいた。
間を開けて腰かけた。本を片手に読書をする隣人をチラ見。『ん?見覚えがある顔だな』もう一度確認すると、なんと父親だった。互いに顔を見合せた。
父「おまっ、何やってんだこんなところで!」
俺「と、父さんこそ!」
父「俺は、その、なんだ」と視線を下げる父の手元にはタウンワークがあった。
缶コーヒーを買いに戻り話を聞くと、どうやら
、リストラされたあと年齢やプライドの高さからなかなか仕事が決まらず二年前からエア出勤していたらしい。
『俺がなんとかしなければ』と一発いつも通り朝早く出勤する父のあとを追うように足早に出勤する俺。もちろん、エア出勤だ。このことは、母にはまだ内緒だ。
向かう先はいつもの出勤先、カフェからの図書館、公園やイオンだ。しかし、イオンに向かう時、虫の知らせか何かある予感がした。穴場スポットの三人掛け、いつもの定位置に先客がいた。
間を開けて腰かけた。本を片手に読書をする隣人をチラ見。『ん?見覚えがある顔だな』もう一度確認すると、なんと父親だった。互いに顔を見合せた。
父「おまっ、何やってんだこんなところで!」
俺「と、父さんこそ!」
父「俺は、その、なんだ」と視線を下げる父の手元にはタウンワークがあった。
缶コーヒーを買いに戻り、話を聞くと、どうやら年齢やプライドの高さから、なかなか仕事が決まらず二年前からエア出勤していたらしい。
互いの話をしつつ、ふと視線を感じた俺たちは横をみた。なんと、母親がいた!怒られる!
母「全部聞いたわ。どうして黙ってたの!」
内緒にしていたことが悲しかったらしい。
その日、久々に三人でラーメンを食べて帰宅。
『俺がなんとかしなければ!』一発発起。とりあえず、お金を稼がなければ家族を養わなければ!
翌日、俺はオー人事の登録会に向かった。


というエア出勤家族話ありそうだな。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)