親族らによると、小島容疑者は中学まで一宮市内で両親や父方の祖父母、姉と同居。生活態度などをめぐって父親らがたびたび叱り、小島容疑者が反抗的な態度を取ることもあった。
中学二年のときには、小島容疑者が中古の水筒を与えられたことに腹を立て、夜中に両親に包丁と金づちを突きつけたという。

 中学校では次第に不登校気味となり、十四歳からは母親の働く自立支援施設で生活。施設によると、インターネットでの調べ物や読書に熱心だったという。

 施設で過ごしながら定時制高校へ通学。成績は優秀で、本来四年の修了期間を三年で修めた。卒業後は、職業訓練校で電気工事などの資格を取得し、十九歳で埼玉県に本社のある機械修理会社へ就職した。
しかし、一年ほどで退職。岡崎市内にある親類宅の祖母(81)や伯父(57)らと暮らすようになり、昨年九月に祖母と養子縁組をした。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201806/CK2018061102000069.html