ビインが人生の落伍者の雇用の受け皿になっていることによるナマポ削減効果や、
ビインの反面教師としての一般人への圧倒的説得力を考慮すれば、
ビインの存在意義は決して小さくない。

加えてビインはすぐになれるが、社会的意義と自分がビインになるのとは別で、
実際にビインになってしまうのは人生終了が確定してからにすべき。

特に社会保険に注意。
今までは、罰則がないからとビイン会社はビインに社会保険に加入させないケースが多々あったが、
これからはビインに強制加入が義務付けられる。
一見ビインにはメリットに見えるが、実はデメリットでしかない。
社会保険加入というとは、ビイン会社にいた厚生年金加入履歴が残ってしまう、
すなわち次に転職するときに嘘がつけなくなるということだ。

今までのビイン会社のようにビインに社会保険に加入させていなければ(国年国保ならば)、
公的な記録で確認できるモノが無職と同じ(国年国保)だから無職でしたで通った。
ビインで汚れた前科を晒す必要はなかったわけだ。

だから、今までは安易に腰掛けで選べたビインも、これからは
ビインで骨を埋めるような人生終了が確定した奴しかできない仕事になったわけだ。

だから若者は安易にビイン会社で厚生年金加入履歴なんか残さないことだな。