SHIROBAKO

#56 銭湯って大事ですか?

夏の新番組でデスクを任されたあおい。
武蔵野アニメーションは活気にあふれるが
スケジュールは遅れていく。
オンエアが差し迫る中、7話のベテラン演出が
体調不良でリタイアしてしまう。
代わりの演出が見つからず焦るあおい。
そんな時、Twitterで偶然仕事募集をしていた
監督経験者もある酉村というアニメ演出家を見つける。
ダメ元で依頼DMを送ると3分後に快諾の返信が。
翌日、武蔵野アニメーションにやって来た酉村は
「本来は実写監督」「仕事依頼は拘束の書面を出して」と
制作一同を困惑させるが、時間がない修羅場、
猫の手も借りたいあおいらは演出席に案内する。
監督打ちでの意思疎通の微妙な感じに不安を覚えるも
前任演出の的確な作画指示のおかげで順調に上手いレイアウトが集まってくる。
だが、前後カットの「シーン全て」が来ないと通さない演出チェックは
さらにスケジュールを逼迫させていく。
日々焦るあおい、日々映画を観に行く酉村。
そんな中、
「銭湯に行ってきます」と告げ、酉村は手ぶらでスタジオを出てしまう。
それを尻目にネットサーフィンをしていた高梨は
「ピッグスリー」と書かれたある演出の噂を見つけてしまうーーーーー