https://www.hb-nippon.com/2024/04/24/2519513/
昨秋県大会ベスト4の浦和学院の仕上がりも順調。解禁明けの練習試合ではセンバツ出場の山梨学院に8対2で快勝。今月に入ってからはセンバツ優勝の健大高崎に4対1で勝利を収めている。
打者ではプロ注目のスラッガー・三井 雄心内野手(3年)、右のスラッガー・西田 瞬内野手(2年)、木製バットを使用して逆方向に長打が打てる月山 隼平内野手(3年)が軸だったが、この春から藤井 健翔内野手(2年)が浮上。市立船橋、山梨学院との練習試合では特大本塁打。健大高崎戦でも打点をマークし、森大監督は「来年はプロ注目打者になりそうです」と期待する。藤井はサードに入り、三井はショートに入った。もともとショートの石田 陽人内野手(2年)も安定した守備を誇り、浦和学院内野陣には欠かせない存在である。
投手陣では最速144キロ右腕の鈴木 由馬投手(3年)は内外角に投げ分ける制球力の高さ、チェンジアップが持ち味。岡部 修弥投手(2年)は左のエースとして活躍。強豪校相手にも好投を見せ、評価を高めてきた。146キロ右腕の山崎 拓海投手(3年)はこの春から好投を重ね、ベンチ入り。森監督も「投手陣が課題でしたが、だいぶ成長してきました」と手応えを感じている。4年連続の春季関東大会も狙える戦力は揃っている。