正直、昨夏の決勝も須江ではなく佐々木だったら快勝したのではないかと思っている。
あの須江の坊ちゃんは決勝前日に慶応の影響力やら日本における支配、権力、歴史を育英の選手に教育したと言うのではないか。
応援歌も一節毎に説明したと言う。
相手を知れという意図かなんだか知らんが。

馬鹿かってーの。

ここで(須江の中の)埼玉が出た。関東が出たと思ったわ。
やっぱ関東の人間なんよな。空気を読もうとするの。

育英の良さって何だ?おれは即答できる。空気を読まないことだろ。
育英ってここはこうなるよなってことをしないとかそういうのが良かったわけだよ。初出場の高校相手に無茶苦茶プレッシャーかけて序盤から大量点取ってボコったりとかw
ここはまあ勝てるだろうと言ったところで苦戦したりとか。

関西、または関東からも一山二山超えたところの国(東北/宮城)で王様やっててその勢いで調子に乗った天狗の野球で関東や関西とやり合うという。
育英が全国の強豪に勝つ時ってこの空気の読めなさが効いてたんだよ。そこを関東や中央の教育して関東化させてどうするっつうの、いかにも関東(埼玉)の発想だと思ったわ。
育英とか宮城の良さって関西とか関東の文脈を知らないことなんだよ。確かに早稲田やら慶応の日本における影響というのはすごいのだけど、そのあたりの中央の文脈を知らないことで、ああいう応援とかに面しても
「なんかうるせーな、こいつら馬鹿じゃねえか、宮城なんてこんなに野球で大騒ぎしねえぞ、宮城なんて決勝でも客入りしょぼいからな」と上からの態度で見下ろせる。そういう関東や関西からするとトンチンカンとも言える独自の感覚で優位に戦えるわけだ。

実は同じような状況というのは佐々木育英時代にあった。2015の夏準決勝の早実戦である。この時の早実の応援もものすごかった。
ところがここで佐々木育英はこういった早稲田大応援団の空気を全く読まず爆勝したではないか。マヌケ清宮だったかマヌケ加藤だったか忘れたが絶妙の2塁牽制サインプレーで刺したりやりたい放題だった。
ああいった、中央の文脈からしたら勘違いと映るくらいの王者マインドでシャーシャーとプレーするというのが育英の強さなわけだ。

まあ佐々木だったら決勝まで行けてない可能性が高いんだけどなw