>>493
明徳の馬淵監督のことはよくわからないが、
昨夏の智弁学園戦のように、素人目で見ても勝ちにいっていないと思う試合がある。

長尾監督の件は、詳しくは長尾健司著「導く力」の中で書かれている。
実際私自身もあの時甲子園のアルプスでいたが、
スタメンのアナウンスを聞いた時には、愕然とした。
「香川先発で一戦必勝。目標ベスト8!」が
「もしや長尾監督の頭には、大正・昭和・平成3元号甲子園優勝」が頭にあるのか?
それとも周りに強い声があるのではないか?

本の内容を一部紹介すると、「”日本一”を狙うには、中塚(2番手投手)の力が絶対必要になる。さらに言えば、夏のことを考えると、香川だけの力では絶対に勝ち抜けない。だから、2回戦で中塚を使ったことに関しては、まったく悔やんでいない。」と書かれてある。

この試合に高松商は敗れ、3元号甲子園優勝という夢は消えた、
しかし夏の香川県大会は、試合ごとに香川・中塚を使い分け、
両投手の頑張りで、23年ぶり20回目の夏の甲子園出場を決めた。