▼専大松戸の150キロ右腕・平野 大地投手
150キロ右腕となると、テクニックではなく、力でねじ伏せる投球を想像するが、市立船橋戦で見せた投球はクレバーそのものだった。
立ち上がりから145キロ前後の剛速球と、120キロ後半のスライダー、100キロ台のカーブを投げ分けて勝負した。直球の割合は少なく、スライダー中心の投球。平野は最初の打者と対戦して、直球中心で攻めることはできないと感じたという。
「最初の打者でストレートに強いという印象を受けました。木更津総合戦はストレートに振り遅れる打者が多かったのですが、今回はしっかりと前に飛ばしていたので、変化球で交わす投球をしようと思いました」
試合レポートより