県内41連勝の明豊・プロ注目右腕擁す藤蔭など実力校揃う/2022秋の大分大会展望

県選手権優勝の第1シード明豊は丸2年間県内で負け無し、今大会も優勝候補の最右翼だ。
エースの森山、キャプテンの西村を中心に経験豊富な選手が揃うチームは、昨秋の九州大会のリベンジに燃えている。
同じく第1シードの大分商は県選手権を決勝まで危なげなく勝ち上がり、明豊戦でも3点先制するなど実力を示した。
采配では昨秋まで見せなかった細かな継投策も光り、厚い選手層を活かす試合を展開してきた。

第2シードの藤蔭は最速152キロ右腕・松石のコントロールが安定し、夏のエースの泉、三和田の左腕2人も好投。
打線も夏の大分舞鶴戦で2打席連続本塁打を放った河津中心に明豊に次ぐ強力打線を形成。選抜を狙う力は十分。
津久見は選手を多く起用しながら県選手権で第2シードを獲得。準決勝の大分商戦もスタメンに1年生4人と伸び代を感じさせた。

シード校以外では最速146キロ右腕・大生擁す柳ヶ浦、前チームの主力が複数残る大分舞鶴、夏ベスト4の投手2人が残る佐伯鶴城、
私学大会優勝の大分、県選手権で明豊に惜敗の大分国際情報などに注目だ。