18年1月、仙台育英の監督に就任した須江監督は、1人で大阪桐蔭のグラウンドに足を運び、西谷監督に「高校野球」を学びにいったという。
「どういうことを考えて野球を教えているのか。どんなことを大切にされているのか、チームづくりはなんたるか、そして練習試合のお願いをしました。そこからの交流で、毎年、コロナで甲子園が中止になった20年以外は、毎年やらさせていただいております」
「まずスピード感が凄いですね。東北にはないものがありました。打球速度、プレー速度、思考速度、プレー選択の速さ。この基準にならなければ、日本一はないと考えるようになりました」


神奈川には人に頭を下げて学ぶ監督はいるのか