高知県も土曜日から開幕!

そこで高知新聞の有力チームの横顔紹介。

【明徳義塾】看板の堅守に磨き エース吉村が復調

ミスから鳴門に延長惜敗した秋春の四国大会を糧に、看板の堅守に磨きを掛けた。甲子園常連校との練習試合では打線が奮起するなど、3大会連続の夏の甲子園へ向け、戦力が整ってきた。

 春先に調子を落としていた左腕吉村が復調。智弁学園、帝京など強豪相手の先発で結果を出し、3―1の智弁和歌山戦も完投した。右横手矢野との2枚エースは失点が計算でき、速球派の2年生右腕小林も成長した。

 バックも中堅井上、二塁池辺、遊撃辰己、捕手林のセンターラインを中心に安定感が増した。「守り負けたら明徳の値打ちがない」と馬淵監督。僅差の接戦も視野にナインを引き締める。

 打線は、昨夏の甲子園8強に貢献した井上、池辺や中軸の田中、寺地が振れている。直近の天理戦では0―4から相手エースを攻略するしぶとさも見せた。主将池辺は「一球の重みを胸に、守りからリズムをつくって勝つ」と必勝を誓う。

 明徳8ー5天理