朝日新聞予選展望
■千葉

 今春の選抜に出場した木更津総合を中心に強豪がひしめき、混戦模様だ。

 木更津総合のエース越井は選抜1回戦で13回を1失点完投するなど安定感がある。直球に力があり、テンポもいい。攻撃は山田が軸となる。

 昨秋の県準優勝の拓大紅陵や今春の関東大会に出場した市船橋、銚子商にも勢いがある。拓大紅陵は絶対的エースの小堺に期待。春の県優勝の市船橋は森本哲星、哲太の双子が投打の中心だ。銚子商は春の県準決勝で木更津総合を破り、古豪復活を印象づけた。鵜沢智や久保形らが中心の積極的な打線が強みだ。

 投手層が厚い中央学院、打線が活発な習志野も上位に食い込みそうだ。