森木が学園の後輩に与えた影響は大きい。

<ドラ1右腕、エース導く 高知 先輩置き土産、4年ぶり切符>

エース・山下圭太(2年)
「ちょっと恥ずかしいけど、偉大な先輩の名前で呼ばれるのはうれしい。森木さんのおかげでモチベーションが上がる」
「森木さんは言われたから練習するのではなく、その効果を考えて意欲的に取り組む。自分もそうすれば、もっと野球が楽しくなるんじゃないか」は高知中で森木と出会い、考え方が180度変わった。

主軸の高橋友(2年)
「引退してからも毎日、練習に来てさらにパワーアップしていた。お手本になる人」と刺激を受ける。

昨夏の高知大会決勝で明徳義塾に敗れた翌日。森木らは3年生だけで約3時間のミーティングを開いた。チームに何ができるかを話し合い、そこから1週間、3年生全員が毎日、ポジションごとに分かれて後輩を教えた。
浜口佳久監督
「スタッフだけでは目が届かないところをカバーしてくれた」と感謝する。
「夏、負けて後輩に『お前らは頑張れよ』と言うのは誰でもできる。グラウンドで伝えるのが本当の伝統。3年生はよくやってくれた。特に森木の存在は大きい」と目を細める。

森木は昨秋の大会中も練習を手伝った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d3ae6d01ea4f74cd01cbed5e5b81009d385655f2