鳴門高校 野球部 センバツ2022年


【センバツ:秋公式戦成績データ】
打率:.324(19位)、平均得点:7.3点(17位)、本塁打:2本(16位)、平均盗塁数:1.1個(26位)、
防御率:0.69点(1位)、平均失点数:1.6(3位)、平均失策数:0.6(4位) ※平均は1試合平均、(カッコ内)=32校順位

【各大会での戦歴:徳島大会(優勝)・四国大会(準優勝)】

秋季大会の成績:徳島大会では優勝。初戦は城東に11-0(5C)、続く準々決勝は徳島市立に10-0(5C)、準決勝は池田に13-0(5C)と、3試合連続5回コールド&完封勝利。決勝・徳島商業戦は16安打の猛攻で9-2で勝利し優勝。進んだ四国大会では、初戦となった準々決勝で尽誠学園(香川2位)に2-0、続く準決勝では好左腕の吉村優聖歩(2年)を擁する明徳義塾(高知1位)との投手戦を3-2(延長11回)で制して決勝進出。決勝では高知(高知2位)に3-7で敗れて準優勝。

投手陣:チーム防御率は0.69点(出場校1位)、平均失策数が0.6個(4位)と、高い投手力&堅い守備を誇る。エース左腕の冨田遼弥(2年)は、秋7試合(計42回)を投げて防御率0.86・被安打29・奪三振45・与死四球14と圧巻の投手成績を残した。最速142キロのストレートとチェンジアップなど3種の変化球を持つ。四国大会では、尽誠学園戦(2-0)と明徳義塾戦(延長11回 1-0)の2試合(計20回)を一人で投げ抜き、失点はわずか「2」という好投をみせ、センバツ出場の原動力となった。冨田は2年夏からエースナンバーを背負い、21年夏の徳島大会では初戦・池田戦で先発登板して敗れた悔しい経験を持つ。バッテリーを組む土肥憲将捕手(2年)とは、徳島藍住シニア時代からバッテリーを組む。また、守備陣は徳島大会では失策0と堅守も光る。

攻撃陣:チーム打率.324(19位)、平均得点7.3点(17位)。50m5.9秒の俊足を持つ3番三浦鉄昇主将(2年・てっしょう)は、打率.333・打点7。4年前に主将として甲子園に出場した兄と同じくキャプテンとしてチームをまとめる。渦潮打線の中核を担う4番の前田一輝(2年)は、打率.364・打点8(徳島大会では打率5割超え)を記録する好打者で、守ってはセンター(遠投110mの強肩)を務めるとともに投手も兼ねる二刀流だ。また、チーム1の大食漢である5番藤中温人(2年)は打率.348・打点5・本塁打1本(高知戦でソロ弾)、相手の配球を読んだバッティングが持ち味の”恐怖の6番打者”土肥憲将捕手(2年)は打率.417・打点5と好調で、エース冨田をバットでも援護する。このほか、下位打線の豊田凌平(1年)は打率.444(9打数4安打)で、明徳義塾戦では途中出場して延長11回表に決勝点となる勝ち越しタイムリーを記録した。