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春季香川県大会大会展望

V争いシード軸 Aゾーン最激戦区
 

英明や尽誠学園などシード勢が優勝争いの中心になりそうな中、ノーシードのチームも昨秋の経験を糧に冬の練習で力を蓄え、決して侮れない。新型コロナウイルスの感染拡大で3月6日まで部活動が停止となり、開幕が近づく中で練習や実戦が不足することも勝敗を大きく左右しそうだ。
各チームの力は未知数だが、昨秋の県大会の戦いぶりを見る限り、英明と尽誠学園は一歩リードした存在。両校とも好左腕を擁し、打線もむらがない。準々決勝で英明に惜敗した高松商もプロ注目の強打者、浅野ら好選手がそろい、力がある。
ゾーン別に見ると、Aゾーンは英明のほか、寒川や志度など有力校が並ぶ最激戦区。Bゾーンは大手前高松を軸に混戦が予想される。Cゾーンは高松商に四学香川西などが、Dゾーンは尽誠学園に公立勢が挑む構図。
昨秋の県大会同様、実戦感覚が十分ではない状態で迎える大会で、サインプレーや守備の連係など細かい部分が勝利の鍵を握りそうだ。また、チームとして活動ができない期間、選手個々の体調管理や自主練習への取り組み方も試されている。