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【高知 戦力分析】

 投手陣に絶対的エースはいないが、継投で相手打線を翻弄(ほんろう)してきた。エースナンバーを背負うのは直球がさえる高橋友投手(2年)だ。内野手も担う山下圭太投手(2年)はキレのあるスライダーが身上。県予選で最速144キロを計測した川竹巧真投手(2年)らも控え、要所を抑える。

 各投手の特性を西野啓也捕手(2年)が引き出し、バッテリーを中心とした守りには安定感がある。守備からリズムを作り、攻撃につなげたいところだ。

 チーム打率は3割4厘だが、打線には爆発力があり、勝負強さを発揮する。要は打者としても中軸を務める高橋投手で、打率3割8分7厘はチームでもトップレベル。西野捕手も四国大会決勝・鳴門(徳島)戦で初回に逆転3ランを放つなど攻守に活躍したほか、好機に強いスラッガーの松本桂弥選手(2年)ら打線に切れ目がない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e27fef7132a1df355c711ee799926ab1bb274d46