https://sports.yahoo.co.jp/m/column/detail/202110010002-spnavi
2021年秋季・東京大会「実力校ランキング」
1位 二松学舎大付
2位 東海大菅生
3位 帝京
4位 創価
5位 関東一・日大三

新チームで臨む秋は陣容が一新される学校が多く、ランク付けが難しい。そのなかで1つの指標になるのが、経験値が高い選手が残っているかどうか。それは大きなアドバンテージになる。
経験値の高さで双璧なのが、二松学舎大付と東海大菅生だ。ただし、秋は太い柱となるエースがいるチームが有利とされる。その点を踏まえ、1位はエース左腕の布施東海(2年)が引っ張る二松学舎大付とした。

春の大会からマウンドを踏んだ布施は、東東京大会では3試合を投げて2失点と好投。ドラフト候補・秋山正雲(3年)から「エース哲学」も学んだ。
試合経験が豊富な野手もいる。打席ではしぶとさを発揮する親富祖凪人と、市原監督が打撃センスを買っている瀬谷大夢の両2年生だ。甲子園でも上位を打った2人が秋は打線の中心となる。

2位の東海大菅生は福原聖矢、小池祐吏、小山凌暉、金谷竜汰と、4人のレギュラー野手が健在だ。しかも福原は司令塔である捕手で、甲子園でも守備の要を担った。
注目はスラッガーの小池だ。小池は春、夏と2季連続で甲子園でプレー。新チームになってからも一次予選で2本塁打を飛ばしている。