悲しいお知らせです。

最も自殺者が多いのは新潟県で人口10万人あたり12.09人。2位以下は秋田県、群馬県、島根県、岩手県と続いている。一方、自殺者が最も少ないのは福井県で8.29人。この他、山口県、長崎県、沖縄県、佐賀県などで自殺者が少ない。

分布図を見ると女性の自殺者は北日本で多く西日本で少ない。

相関ランキングを見ると、相関係数が高いものがあまりないが、年間平均気温と負の相関があり、気温が低いところで自殺者が多い。気候と自殺については以下のような説もあるようだ。

特に日本海側では曇天と降雪が続く冬に自殺が多発するとも言われる。こうした気候は生真面目で忍耐強いという東北地方や日本海側の県民性を形成する要因となったと考えられるが、一方でその気候が人間心理に否定的な影響(季節性感情障害または冬期性うつ病)を与え、これらの症状が稀にではあっても強く出る人、悩みを抱える人を死へ走らせる要因になっているとも考えられる。