学法石川(福島)

83年夏に初戦で米子東を延長で破り甲子園初勝利を挙げると、2回戦では東山に完勝し16強入りを果たす。
その後もコンスタントに出場を重ねたが、諸積、伊藤、作山と後のプロ選手が3人もメンバー入りしていた86年夏と87年春は共に初戦敗退、オリックスで活躍した川越英隆をエースに据えた91年は春夏共に1勝止まりと、毎回のように能力の高い選手を擁しながら序盤で強豪と当たる不運もあり、今一つ勝ちきれない戦いが続いた。
93年夏出場時も前評判は比較的高く、8強以上も十分狙える戦力と評されたが、小林西に9回2死から逆転されよもやの初戦敗退。
99年夏も初戦で大会準優勝校の岡山理大付に肉薄したがサヨナラ負け、以降甲子園から遠ざかっている。

仙台育英を長く率いた佐々木純一朗が一昨年から監督に就任、昨秋の県大会では現在県内で絶対王者の位置を占める聖光学院に大勝した。直後に敗れ東北大会出場は逃したものの、今後の戦いぶりにも注目が集まる。