>>197
ところで、今回の選抜で中京は期待出来ますね。神宮大会に優勝したので、逆に不利になったという声もありますが、
それを差し引いても個人的には十分可能性があると思います。
まずは守備力ですね。実は昨秋の神宮大会の決勝を生観戦したのですが、守備の固さが異常でした。特にグラブ捌きが。
極端に言えばグラブに磁石がついてて、鉄の入ったボールがグラブに吸い付くみたいな感じがしました。特に中山が目立ってましたが、
三塁手の村上や、一塁の吉田も上手かったです。打った瞬間、打球の詰まり具合やコースを見て、間違いなく内野安打になると思った打球も難なく処理してました。
健大は内野安打を4〜5本損してましたね、あとデータ見ましたが、走力もありますね。投手の高槁以外最低6盗塁してますし、二桁盗塁してる選手が5人います。
この走力も結構モノを言うかなと。あと犠打も決める所は決めてますしね。県大会の名電戦や神宮の明徳戦も、ここぞという所でスクイズを決めてます。
最近の中京は安打数の割に点が入らない、不効率な攻めをしてたイメージがありましたが、ここに来てちょっと戦術を変えてきた気がします。
あと控え投手の畔柳が復帰したのも好材料ですね。また戦力以外の要素としては、選抜の優勝回数、勝利数をライバル東邦に抜かれたというのも大きなモチベーションになるでしょう。
中京としては66年に春夏連覇して以来ずっと追われる立場でしたが、54年ぶりに追う立場になりましたからね。こういう点もプラス要素になると思いますね。
中京は神宮で優勝した時も、全く狂喜乱舞せず、まるで県大会の1回戦を勝った時のように淡々と整列しでした。こういう所に王者の風格を感じましたし、
神宮はあくまで通過点と捉え、ガチで四冠を狙っているなと感じました。確かにここ17年間神宮大会の覇者は選抜で優勝してませんが、逆の視点から見れば、
17年間優勝してないからこそ、そろそろ優勝するのでは、という見方も出来ると思うんですよね。未来永劫ないということもあり得ないですしね。
また、戦力以外の要素もありますしね。とは言え4タコの打者に5打席目にはそろそろ打つかな、と期待する感覚でもありますがwいずれにせよ、私個人は中京の可能性は結構高いと見てます。

ついでに対抗を挙げるとしたら、まず明石商と天理ですね。明石商は昨年春夏ベスト4の経験値、天理は中村監督が、選手時代の監督の橋本監督の「ぼちぼちいこか」のノリで
采配しているような感じがしたからですwもう1校本当はダークホースとして花咲徳栄を挙げたかったのですが、例の千丸事件で厳しくなりましたね。
ある程度失点が計算出来る高森がいて、打線も井上という核がいるので、安定した戦い方が出来ると思い、密かに東日本ナンバーワンのチームと見立てていたのですが、
千丸が大学を退学した後も、相談に乗っていた岩井監督の精神的ダメージは大きいと思われるので、ちょっと苦しいでしょうね。こういうのはすぐ選手に反映しますしね。
その代わりに挙げるとしたら、県岐阜商でしょうかね。秀岳館の時みたいに、ノラリクラリとした継投でかわして、ノーステップ打法でしぶとく点取って、ノラリクラリと勝ち上がる気がします。
前評判の高い大阪の2校と相模は厳しいと見てます。何か脆さを感じるんですよね。履正社は初めてディフェンディングチャンピオンとして臨むことになりますが、
そのプレッシャーから初戦でそこそこのチームと当たったら、コロリと競り負ける気がするんですよね。大阪桐蔭は17年〜18年の甲子園のくじ運が、あまりにも良過ぎましたw
なのでこの反動が一気に来そうな気がします。初戦、二回戦と強敵に当たって疲弊し、準々決勝あたりで力尽きるような気がするんですよね。
あとPLが春夏連覇してからピタッと優勝出来なくなったように、大阪桐蔭も暫く優勝出来ない気がするんですよね。いわゆる盛者必衰の理ってやつですね。
相模は諸隈の伸び悩みに尽きます。夏の甲子園で不調で、秋の県大会は良かったものの、秋関では4連続四球で降板とか安定感に欠けてます。秋から春に突然確変するとも考えにくいので、
エースがこの状態では厳しいと見てます。智弁2校も投手力、守備力からみてちょっと苦しいと思いますね。まあ、私のこんなヤマ勘予想なんぞ、全くアテになりませんがw
ただし、中京に関しては結構可能性があると思うんですけどね。