川上岑志先生(PL学園)

1935年(昭和10年)生まれ。
剣道教士七段。大社高校卒、関西大卒。

1972年から2012年まで40年にわたり
PL学園剣道部監督を務める。
インターハイ男子団体優勝7回、
個人優勝8回、
女子団体優勝6回、
個人優勝2回、
卒業生は、
全日本学生選手権(個人)優勝10回、
全日本選手権者4名(優勝6回)
剣道八段15 名輩出。
という、強さも実績も卒業後の活躍も何もかもがケタ違い。
剣道史上に燦然と輝くPL黄金時代を築いたのが川上岑志である。

最後は正しいものが勝つという信念を持ち、
基礎基本を大切に、中心を取って攻め崩して勝つ。
そこに徹底的にこだわり続けた。
面は剣道の根幹をなす。
目指すのは遠間から足を継がずに一拍子で打つ面。
最も美しいと評される「PLの面」は川上によって生み出され、
全国の少年剣士・高校剣士の憧れとなる。