あの春、決勝前日に休めたら…。結果は変わっていたかもしれませんね。

智弁和歌山の2年生エースとして
96年春の選抜大会で準優勝に貢献した
元プロ野球選手高塚さん

5試合に登板、2回戦から決勝までは実に4日連続だった
1回戦から準決勝まで完投し、決勝は8回途中5失点だった
その後、肩を故障
優勝した97年夏の全国選抜大会では2回戦で先発し、2回途中で降板した
高校卒業後に近鉄に入団したものの、思ったようなボールが投げられず野手に転向
1軍出場がないまま03年オフ、現役生活にピリオドを打った

・投球制限ではなく試合日程に余裕を持たせること
・高校生の大多数はプロへ行くためではなく甲子園で力を出し切るために
練習しているわけですから

【週刊朝日増刊 甲子園2019より】