2017年の春の決勝、日大三高vs早稲田実業の神宮ナイターは歴史的一戦だった。
高校野球を見始めてそこそこ長い年月が経つがあんな開催形式も試合内容も素晴らしいのは初めての経験だったよ。
4月末の心地良い気候の神宮ナイターで満員。試合はホームランの打ち合いで延長。
俺は歴史の生き証人だと思いながら観戦したよ。

それ以前、春の大会で最も印象的だったのは10年前、2009年春の駒沢球場で行われた日大三高vs帝京の決勝戦かな、個人的には。
8対6の面白いゲームだったなあ。
準優勝の帝京投手陣には入学したての伊藤拓郎、一つ上にはDeNA山崎康晃、鈴木昇太、キャッチャーは阪神の原口文仁、ショートはこれまた入学したての日ハムの松本剛、他にも立教大で活躍した平原、岡部、元祖オコエの有賀ナビルなどがいたタレントチームだった。
対する優勝した日大三高には4番に千葉ロッテの吉田裕太、エースは千葉ロッテの関谷亮太、サウスポーでオリックスの山崎福也。
当時から圧倒的戦力のバケモノ同士の見応えある決勝だった。