2017年の近畿大学一気飲み死亡事件
サークルの学生ら12人を書類送検

 2017年12月、近畿大学(大阪府東大阪市)経済学部2年の登森勇斗さん(当時20歳)がテニスサークルの飲み会で酒を一気飲みした後に適切な処置をせず死亡させたとして、大阪府警捜査1課は27日、保護責任者遺棄致死容疑で当時のサークルの学生ら男女12人を書類送検した。

 書類送検されたのは飲み会に参加していた当時3年生の男性4人と、飲み会後に合流し介抱役だった2年生の男女8人。

 送検容疑は2017年12月11日夜、大阪府東大阪市内の飲食店で登森さんが酔いつぶれて呼び掛けに応じず、危険な状態にあるのを確認しながら、救急車を呼ぶなど必要な保護をせず、翌12日に死なせた疑い。