0010名無しさん@実況は実況板で
2018/10/21(日) 08:53:59.37ID:upejurHwしっかりエース及川、正捕手山口を据え置いて戦った平田監督。
秋季大会で頂点に立てたのは言うまでもなく、平田監督が掲げた
「守り勝つ野球」を貫ぬいたからにほかならない。
とりわけエース及川などの踏ん張りによって、全ての試合で最小
限の失点に抑えたことが、優勝した大きな要素である。
9回逆転サヨナラ勝ちの慶応戦の「奇跡」を起こせたのも、再三
のピンチを最小失点の1失点に抑えたからである。
今秋季大会は6試合戦って失点は6点。1試合平均1点しか取られ
なかった。
最高失点も3点以上取られた試合はない。大量失点を許さなかっ
たことが、守備からリズムをつくり、終始横高ペースで試合運び
ができたと言える。
昨秋の4試合で17失点のことを考えれば、守備力の強化が見て取
れる。
何よりもエース及川ー正捕手山口のラインをチームの軸に据えて
固定することで、守備力が1段と安定すると共に、その結果、失
点も最低限に抑えることができたのだ。
昨秋の鎌学戦での15四球16失点の投壊状況は、守備の要でもあ
るエースや捕手を固定できなかったことも一要因としてある。
トーナメントの短期決戦では複数投手制が必要ではあるが、チ
ームとして明確に軸をはっきりさせることで、エースの自覚と
責任感をより一層強いものにしたのである。
それは、甲子園で石川・塩原先発で敗北したことや鎌学戦の目を
覆うばかりの投壊状況が背景にあると思われる。
春季以降、板川ー角田ラインを軸に置くことで、春・夏の制覇、
甲子園2勝をもたらしたことで、「守り勝つ野球」の自信と確信
を得たといえる。
及川ー山口ラインは、その成果と方向性を引き継いでいるので
ある。
勿論、軸に据えても、及川と山口の努力と成長抜きには優勝は
ありえなかった。