日章は軟式九州で優勝した日章中一期生が現二年生。
その時の優勝投手が今秋決勝戦で完封した寺原。今夏の宮崎大会でも二試合に先発するなど経験豊富な右腕。だが今秋の県大会では同じく右腕の石嶋、小迫が先発し寺原は準決勝まで終盤数イニングしか投げていない。
石嶋小迫ともに130台前半と球速は無いが制球良く打たせて取るピッチングが持ち味。石嶋は宮崎日大戦の二回にソロ&2ラン打たれるも強打の日大打線をその三失点に抑えた。
その試合でMAX146を記録した日大エースの日高からホームラン含む二桁安打放ちコールド勝ち。今夏の準々決勝でもMAX149の聖心ウルスラ戸郷を攻略したように速球派には滅法強い。
逆に小林秀峰、都城西戦では軟投派にタイミング外され苦戦した。
夏の県大会準優勝メンバーが多く残る日章は派手さも無く強さは感じられないが、県大会五試合で二失策の硬い守りと相手の隙をつく機動力野球で前評判通り優勝。
去年の延岡学園とは真逆のチームです。