東海大相模で本格派投手が育たないのは
オグラ化しているからだろう

横浜のオグは松坂や涌井を育てたイメージが強いが
涌井以降は140キロ後半を投げ込む本格派は育てていない
それはデータ野球が成果を出すと選手の素質を伸ばすより
指示通りのことをできる選手をつくろうとするようになる

横浜なんかもオグの最晩年は左投手は猫招き投げ
右は少しでも制球力が悪いとサイドにしたのは
過去の成功体験のトレースととにかく指示通りに投げることを要求したから
結果として合わない選手はドンドン怪我で潰れていく
後は残った投手をひたすら酷使する悪循環に入っていく

打者にしても長所を伸ばすよりもとにかく指示通りにできることを要求する
だから小柄で器用な選手が多くなっていく

データ野球に自信を持ちだすと
選手の素質を伸ばすことより指示通りに動かすことを追及するようになる
確かに結果はそれなりには出せるから間違いには気がつかない
そしていつの間にかこじんまりとしパワーでライバルに圧倒されるようになる
横浜の2009〜2014年はそんな感じだった