とりあえず落ち着いて考えようよ。
ここ20年ほどで、和歌山の少子化と野球人口減少は深刻になり、県外からの流入にある程度頼らねばレベルが保てない状態だということ。
これだけ野球人口が減っても中学硬式のレベルは全国クラスを保ち続けているのは凄いことだが(煽りを食って軟式のほうは凋落したけど)、
せっかく中学まで育てた逸材たちの約半数が県外の有力私学に取られてしまっていること。(特待や野球環境の差などが要因)
従来の「和歌山野球」のスタイルとは全く違った方向へ高校野球のスタイルが向かっていること。

この3つはどの立場にいようが認めるしかない。
もちろんどこの有力校の関係者もただ黙って見ているわけではなくて、一生懸命スカウトはやっているし、
特に若い指導者は野球スタイルも変えてはきている。

県内の有望中学生たちに「和歌山に残って高校野球を続けようか」と思ってもらえるような、
また県外の有望中学生たちにも「地元を出て和歌山で野球をやってみようか」と思ってもらえるような魅力づくり、
これが一番求められてる。