創成館の監督が唯一、一大会通じて継投でやらかさなかったのは神宮大会くらいかと思う
この大会は秋九の決勝で先発失敗した近藤を外してベンチに投手を4人しか入れず
元々継投の選択肢が少なかった
後から記事で知ったがそれまで2番手としてチームを引っ張ってきた戸田が2戦目の後にフォームを崩して
投げられなくなったそう
おそらくイップスのような状態だったかと
残りの3人の投手の内、伊藤は腰痛上がりで長いイニング投げられない、
そうなると先発は七俵か川原で、できるだけ引っ張るしかない
しかし3戦目からの相手は強豪大阪桐蔭と明徳、
創成館の監督は試合は後半までもつれると読んだ、
そして後半に川原をとっておき、七俵を先発に回すことを選んだ
また10-3で大敗した9月の明徳との練試で先発して打ち込まれたのが戸田であったことを考えると
なおさら明徳戦に戸田を出すわけにはいかなかった
神宮での継投は(珍しく)全試合これしかないという好采配だった
あれで明徳に負けたのは仕方ないと思う