たしかに下関国際は中国大会の決勝で途中までコールドスコアで勝っていた。
 ただ、おかやま山陽の投手で打たれたのはいずれも控え投手3人だった。
 前の試合で完投した山陽のエース・有本投手はその日温存される予定だった。
 しかし形勢が変わって4人目としてマウンドに上がった有本投手を国際打線はまったく打てず(14打数1安打)、
7回から9点差をひっくり返される顛末となった。
 中国大会になって打率が落ちたことを見ても、下関国際は凡Pなら打てるが、一線級の投手は打てず、勝負強い打線とは言えない。
 創成館から見ると、まったく恐れるに足りない打線で秋の延岡学園よりも打力は低い。