鳥取西

大正4年の夏第1回大会では鳥取中として開幕戦に登場、同校の鹿田一郎投手が大会第1球を投げ、試合では広島中に14−7で勝利し大会勝利第1号となった高校野球レジェンド校の1つ。
鳥取中及び鳥取一中と名乗った戦前は全国的な強豪として活躍し、全国で4強4回、8強3回の好成績を残した。

53年に鳥取西と改称して以降は春夏合わせて10度の出場に留まり上位進出もないが、過半数の6度で初戦を突破。85年夏は“スモウ軍団”と称され優勝候補に挙げられた日大三を7−4で下し、93年選抜では秋田経法大付の豪腕小野仁から9点を奪い勝利を挙げた。

鈴木、小畑の140キロ台のツインタワーを擁しながら木更津総合に敗れた08年夏以降甲子園から遠ざかる。
今春の県大会では2回戦でコールド負けするなど前途は厳しいが、大会の扉を開いたレジェンド校として100回大会で復活を果たせるか。