●春は結果を出す。本気モードでこの冬オフ返上。
 最終学年万波君は覚醒するのか?

実力不足を実感した万波君。
自分の甘さを自覚してこの冬は本気モードで練習に取り組んでいる。
最終学年。万波は君は覚醒するのか?

○試行錯誤の打撃フォーム
様々な打撃の欠点の中で一番に指摘されているのが始動の遅さだった。
始動が遅いから直球に差し込まれる場面が多かった。
またほぼノーステップで打ちに行くのだが、遊びが少ない。そのためかなり打撃に
柔軟性がない。
夏の大会前に、始動を早めるためにトップの形成を早くした。
また、構える時にバットを大きく揺らして、タイミングを取りながら動作に余裕と
遊びをもたした。柔軟性をもたせる打撃フォームの改善に取り組んだが必ずしも
うまくいってない。
焦るあまり悪球にも手を出し、以前に増して空振りが目立ち、夏の大会は実に12個
の三振をした。

○打撃フォームが安定してきた昨年の秋季大会
課題ははっきりしている。
昨秋の大会は打率5割と改善の兆しが少し見えてきた。三振も3個と少くなくなった。
最終学年。未完の大器は本気モードで取り組んでいる。
冬の必死な取り組みが、春の大会の成果として出ることを期待したい。
横浜の3季連続甲子園出場の鍵は万波君の覚醒にかかっている。