●平田改革の具体的な取り組み

○詰め込みすぎない1週間の練習予定
月曜日 休み
火曜日 通常練習
水曜日 通常練習
木曜日 ウエイトトレーニング
金曜日 通常練習
土曜日 練習試合
日曜日 練習試合

○ロングティーの時間の拡大と練習時の木製バット使用。
とにかく遠くに飛ばすことを目標において積極的に取り組んでいるロングティー。
それを木製バットで行なうことで、金属バットでは詰まった当たりでも飛ぶが、
木製バットでは芯に当たらないと飛ばないので、技術力がないと打てない。
変な打ち方をすれば折れる、きちんとボールを芯で捉えないと飛ばせない。
筒香選手が実際に使っているバットで練習することでモチベーションのアップにもつながっている。

○ウエイトトレーニングの積極的な導入。
パワーアップと身体的な強化が一段と進んでいる。
毎週木曜日は5時間以上使って全体でウエイトトレーニングの日に当てている。
外部からフィジカルコーチを呼んで具体的な目標を作って計画的に行なわれている。
筋力を作ることを主眼においているわけではなく、体幹を鍛えることが中心になっている。

○食の改革。
外部から食育栄養コンサルタントを呼んで栄養学についても積極的に学び、
食に対する意識改革も進んでいる。これまた具体的な目標を作って計画的に行なわれている。
この二つの積極的な導入によって、今まで精神的で非合理だった体づくりが、
科学的な根拠に基づいた合理的な取り組みとして行なわれるようになった。

○週2日のノースローデーの導入。

○伝統的な激しい走りこみ「ダービー」や冬の長距離走などの練習の減少。