第99回全国高校野球選手権大会

    優勝候補筆頭 天理高校

投は碓井、坂根と他校に行けば200%エースと言われる逸材を2人抱える。

なかでもエース碓井は昨年から主戦投手として活躍、某在京球団スカウトからは中日ドラゴンズのの又吉克樹にそっくりだという。

緩急をつけた投球術及び右打者の胸元へ大きく曲がるシュートは高校生では絶対に打てないだろうと言われてる。

坂根が初戦の大垣日大打線を完封、エース碓井が2回戦の神戸国際打線を11回1失点完投と、盤石の仕上がりを見せている。

投も圧巻だが他校が最も恐れるのは打の方である。

なんと言っても大駒の神野、安原、太田の存在だろう。

彼は長打力もさることながら高い確実性も備え、守備においても超高校級でありチームの支柱となっている。

4番打者の神野は1年生時から名門天理のレギュラーとして夏の甲子園に出場しており、今大会では2打席連続ホームランを放っている。

下級生にも宮崎、小西といった逸材が揃い前人未到の4期連続全国制覇も夢でなくかなりの高い確率で成し遂げてしまうのではないか。

繰り返すが某在京球団スカウトからはこの2年間は天理を密着マークしろといった指令も出されているようである。

つまりそれだけのチームなのである。