「ただのファン」が高校野球の采配を批判・非難するのは筋違い。「ファン」ならば温かく見守って
いればいいだけだ。
高校野球は言うまでもなく「各校がそれぞれの教育理念に立って行う教育活動の一環として展開
されることを基礎として、他校との試合や大会への参加等の交流を通じた教育的活動」なのだ。
そもそもお金を貰う興行的なプロ野球とは根本的に違うのだ。プロ野球ならばファンのお金で成り
立っているのだから、ある程度の監督采配に対する批判も仕方ない部分もある。しかし高校野球は
教育の一環の部活だ。関係者でもない「ファン」が采配を非難すること自体おこがましいことなのだ。
そもそも部外者でしかない「ただのファン」が高校野球の「監督ヤメロ」と言うこと自体問題がある。
監督を誹謗中傷したり、采配を非難したりする権利もない。応援したいなら、いろいろ問題を感じた
としても黙って見ているのが「ファン」の姿勢だ。
これが高校野球を愛する「ただのファン」の取るべき態度である。監督の采配に不満があるならば、
その高校を応援しなければいいだけの話だ。監督が嫌いなら違う高校を応援することをお勧めする。
それがストレスをためないお前らのためだ。
「ただのファン」が、自分の浅はかの知識と感覚で監督非難を繰り返すことほど大問題と気付くべき
である。
いうまでもなく、選手の現状と状態を一番知っているのは監督である。何で塩原を先発で起用したの
か?何で小泉をスタメン一番で起用したのか?監督・コーチが、選手の状況、相手チームの分析に
基づいて、何度も何度も話し合って決めたことなのだ。もちろん、昨年の石川先発の件も考え、セオ
リー通り板川先発をも考え、熟慮した上での決断なのだ。
部外者でしかない「ただのファン」はどれだけ選手の現状を知っているわけ?監督の采配にいたる
過程にどれだけ思いをはせたわけ?そんなことを抜きに自分の浅はかな感覚で非難しても的外れ
なのだ。負けた結果論から非難をするのは「ファン」のやるべきことではない。
反省すべき点は、監督・コーチできっちりやるから「ファン」は温かく見守っていればいい。それが
嫌なら横高を応援しなければいい。