監督はちょっと前に、守りからリズムを作り
守り勝つ野球をと言うてた。

が、今夏の甲子園でもわかるように超高校級の
剛腕投手を擁してなら話は別だが、少々の好投手なら
ガンガン打ち崩す。強力打線を作らんともはや全国では
通用せん。

12年前の秋の県大会、マスカットで1イニング3ホームラン
のド肝を抜かす離れ業も一朝一夕で起こしたわけでない。

とにかく、素振りを鬼のように振って振って振りまくり
テイ打撃では鉄バットをものともせずに打ちまくり甲子園
以外の成績は中国大会含めて公式戦45連勝の記録を打ち立てた
が、近年はもう、非力の一言。外野の頭を越す打球が
今や珍しい光景。昔は当たり前の光景。

今夏の甲子園の打撃は隔世の感を、激しく禁じえなかったな。
全国で勝つには、どれだけレベルアップが必要か。
でも、それが可能なのは江浦野球しかないのも事実。
過去の栄光で終わるのか否か?

関西高校野球に難しい野球は求めない。求めても無理。
なら、打って打って打って打って打ちまくる野球をしよう
剛腕投手の出現なんて、無い物ねだりの不可能話。

ならば打たないと勝てないのだ。